一越ちりめんと二越ちりめんの違い — 手芸に使うならどっち?

一越ちりめんと二越ちりめんの違い — 手芸に使うならどっち?

和の手芸やつまみ細工でおなじみの「ちりめん」。
その中でもよく耳にするのが 「一越ちりめん」「二越ちりめん」 です。
どちらも美しいシボ(凹凸)が魅力ですが、実は織り方や質感が大きく違います。

このブログ記事では、その違いをわかりやすく解説しながら、
当店「手芸のまきの」でおすすめしている 二越ちりめん をご紹介します。


一越ちりめんと二越ちりめんの違い

比較項目 一越ちりめん 二越ちりめん
織り方 緯糸(よこ糸)を1本ずつ撚って織る 緯糸を2本ずつ撚って織る
表面のシボ(凹凸) 細かく、なめらかで控えめ 凹凸がしっかりして立体感がある
風合い やわらかく上品 ハリがあり、存在感が強い
手芸での扱いやすさ やや薄めで繊細 ハリがあり形が崩れにくい
向いている用途 着物、風呂敷、細工物など 和小物、つまみ細工、アクセサリーなど

手芸には「二越ちりめん」がおすすめ!

つまみ細工や和風アクセサリー、布小物づくりには、
二越ちりめん の方が形がきれいに出て、初心者にも扱いやすいです。

凹凸のあるシボが光をやわらかく反射して、作品が立体的に見えます。
また、生地にハリがあるので、細工がへたらず長く美しい形を保てます。


無地の定番「TCM1000 丹後ちりめん」

当店の定番としておすすめしているのが、「TCM1000 丹後ちりめん」
京都・丹後地方で織られた高品質な 二越ちりめん で、
無地のちりめんをお探しの方にぴったりの一枚です。

  • レーヨン100%

  • 美しいシボと上品な光沢

  • 縫いやすく、しなやか

  • ちりめん細工・和小物・アクセサリーに最適

「TCM1000」は手芸用として長年人気のある定番生地。
色数も豊富で、作品のベースや差し色として使いやすいのが魅力です。

📍まきの全店(天文館店・谷山店・都城店)で取り扱い中です。


特におすすめ!京都直送の「二越ちりめん(柄物)」

もうひとつ、当店で特におすすめしたいのが、
京都の織元から直接仕入れている「二越ちりめん(柄物)」 です。

伝統的な和柄を中心に、豪華な金彩のちりめんやかわいい動物柄などまで豊富にそろっています。

  • 京都製ならではの発色と風合い

  • 二越のしっかりとした質感

  • 柄合わせもしやすく、作品映えするデザイン

つまみ細工、がま口、ポーチ、インテリア小物など、
作品づくりがもっと楽しくなる華やかさです。


かわいい動物柄も人気です!

当店の京都製ちりめんには、
ネコやうさぎなど、かわいらしい 動物柄の二越ちりめん も登場しています。

「和の雰囲気の中に、ちょっと遊び心をプラス」
そんな作品づくりにぴったりです。

(動物柄二越ちりめん)


まきので「ちりめん」を選ぶ理由

  1. 品質の確かさ
     正規仕入れ。京都織元直送など、日本製ならではの信頼の品質。

  2. 品揃えの豊富さ
     無地から柄物まで、用途に合わせて選べます。

  3. 店舗では10㎝単位で購入可能
     店舗販売ならではの実際に手触りを確認できること。10㎝単位での量り売りに対応してくれます。

  4. 手芸のプロがサポート
     スタッフが用途に合わせた生地選びをお手伝いします。


まとめ

  • 一越ちりめん:繊細でなめらか

  • 二越ちりめん:ハリがあり形がきれい、手芸に最適

  • 京都直送の柄物二越ちりめん は特におすすめ!


手芸のまきのでは、定番の無地から華やかな柄物まで、
すべて高品質な二越ちりめんを取りそろえています。
ぜひ店頭で、お気に入りの一枚を見つけてください。